新型コロナの長期化で、子どもたちから遊ぶ機会が奪われる中、生まれ育った木更津で「子どもたちが自由に集まり、個性を発揮できる場所をつくりたい」と考えるようになりました。
戦前から営業を続け、2011年に廃業した人参湯のレトロな建物を生かし、大人と子どもが交流するアートイベントを企画。当初は八月開催の予定だったが、緊急事態宣言の影響で12月に延期しました。
旧浴場の高さ約二メートルの壁に足場を組み、市内在住の彫刻家・安部大雅さんが下絵を描いた。幼なじみや知人の口コミで大勢の子どもがイベントに参加してくれました。
感染予防のため時間をずらしながら描き、18日に壁画を完成させました。人や動物、富士山などが色鮮やかに描かれています。
子どもたちの創造力が詰まった作品。ぜひ見てほしいと思います。